聽一聽
台北は台湾の首都で、人口は約262万人ぐらいです。清朝の末期に成立された町です。そして日本の植民地時代を経て、いまでも台湾の政治と経済の中心となっています。そのゆえに、建設がほかの都市より進んでいます。
都会化してきていますが、古い町が残った地域もあります。周りにある山のほうへ進んでいくと、自然のなかで温泉やお茶を楽しめます。さらに、MRTという新交通システムの開発によって、交通もとても便利です。
はじめて台湾にこられた方が台北から回っていただけるとよいのではないかと思います。
回答問題
1 台北はいつ成立された町ですか。
2 どうして台北の建設はほかの都市より進んでいますか。
3 台北は都会ですが、ほかに何か特徴がありますか。
会話文
客:ああ、あれはもしかして?
陳:みなさん、どうぞ右側をご覧ください。
ようこそ、台北101へ。
客:おお、迫力があるなあ。
陳:101は、高さ509.2mで、地上101階、地下5階があります。名前の101も101階があることに由来しています。
客:見た目なんか竹みたい
陳:ご覧のとおり、見た目は結構近代的のようです。
その一方、宝塔(ほうとう)と竹(たけ)の形のようにも見えますよね。近代的、かつ伝統的という特徴がありますね。
また、台湾では日本と同じ、地震の多い国だから、この建物は、8本の巨大な柱で、支持層の下30メートルまでしっかり基礎を作られているものです。
客:うん~~
陳:そして、24階から27階には丸い飾りがありますよね。それは中華圏の昔の通貨をイメージして、縁起のいいオブジェなんです。
客:建物をデザインした方は、よく工夫して、建てたんですよね。ちなみに中に何がありますか?
陳:ショッピングセンターやオフィスとか、もちろん展望台もありますよ。
客:展望台に上って、台北を一望したらいいかもね!
陳:では、お客様、まず、一階の入り口のほうへ行きましょう。
故宮
陳:みなさん、いま目の前にあるのは、世界の四大博物院のひとつー故宮博物館です。この建物には、4つのフロアがあって、約35室の展示ルームがあります。展覧品は、新石器時代の出土品から、歴代王朝への上品まで、ここに来ると、中国5000年の歴史と文化、芸術をたっぷり楽しめるんです。
客:すごいですね。なかに、どれぐらいのものが展示されていますか。
陳:博物院に提示されているのは、常に、12000点ですが、3ヶ月~6ヶ月ごとに、展示品が入れ替わります。
客:ガイドブックにも書いてあるね。うわさによると、1948年、中国国民党政府が国宝文物約14000箱を中国本土から、台湾に運んできたそうですね。宝物のほとんどがここにあるってことですよね。
陳:そうですね。ところが、宝物が、台湾に着いたら、4分の一が減っていたそうですが。一日では全部回りきれないぐらいすごい数ですから、ご興味のある方、ここで、たっぷり時間をかけて、ゆっくり楽しんでいただけたらと思います。では、さっそく中へ入りましょう!
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